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key情報ファイル名に$HOME/.rdic(rubyバージョン上3桁)/$TERM.keyを使用 しています.たとえば gnome-terminalとmltermは$TERMが'xterm'ですが、 keyのescape文字が異なります.そのため、交互に使うとインプット操作が効かなくなる キーがでてきます.このようなときは '-l','--learnkey'付きで rdicを起動しkey情報フ ァイルを再作成して下さい.
NOTE: Ando Kaoriさんが[rdic -- 英辞郎検索ツール(on Linux)]に親切なインストール手順をまとめてくれました。こちらの方がわかりやすいです^^;
Fujisakiさんから[市販の英語辞書 英辞郎(CD-ROM版) 展開方法]を教えてもらいました^^;
rdicには 自動検索機能 Xselection拡張ライブラリーが同梱されています.
% ruby extconf.rb % make # make install
このままでは、まだrdicは使えません。同梱の rdicを実行パスの通ったディレクトリーにcopyして下さい。
rdic の1行目は #!/usr/bin/env ruby になっています.そのままでも使えると思いますが、
#!/usr/local/bin/ruby -Ke や #!/usr/bin/ruby -Ke など
rubyの場所を指定されることをおすすめします.
同梱の cnv2alc.rbにより英辞郎 sjisテキストデータを eucコード及び アルク風レイアウトに変換し、sortします.
% ruby -Ke cnv2alc.rb EIJIRO52.TXT | sort -k1,1 -t: -f > EIJIRO52.euc % ruby -Ke cnv2alc.rb RYAKU52.TXT | sort -k1,1 -t: -f > RYAKU52.euc % ruby -Ke cnv2alc.rb OTOJIRO.TXT | sort -k1,1 -t: -f > OTOJIRO.euc % ruby -Ke cnv2alc.rb WAEIJI52.TXT | sort -k1,1 -t: -f > WAEIJI52.euc
同梱の cnv2rdic.rbにより英辞郎 sjisテキストデータを eucコード及び PDIC風レイアウトに変換し、sortします.
% ruby -Ke cnv2rdic.rb EIJIRO52.TXT | sort -k1,1 -t: -f > EIJIRO52.euc % ruby -Ke cnv2rdic.rb RYAKU52.TXT | sort -k1,1 -t: -f > RYAKU52.euc % ruby -Ke cnv2rdic.rb OTOJIRO.TXT | sort -k1,1 -t: -f > OTOJIRO.euc % ruby -Ke cnv2rdic.rb WAEIJI52.TXT | sort -k1,1 -t: -f > WAEIJI52.euc
rubyの -Ke, sortの-k1,1 -t: -f を必ず指定してください. 変換には英辞郎、和英辞郎ともに約8分(penIII 500)かかりました.
同梱の rdicを実行パスの通ったディレクトリーに置き、お好みの端末で
% rdic EIJIRO52.euc RYAKU52.euc OTOJIRO.euc WAEIJI52.euc
rdic の1行目は #!/usr/bin/env ruby になっています. #!/usr/local/bin/ruby -Ke や #!/usr/bin/ruby -Ke など rubyの場所を指定されることをおすすめします.
表示されるキー名に対応するキーを押下後、enterを押してください insert: ^[[2~ delete: ^[[3~ home: ^[[1~ : F12:
初めての端末で実行したとき、上の表示のように、数種類の keyの入力を求められます. プロンプトに表示される keyを押下して enterを押して下さい. (-l or --learnkey指定で再入力可能です)
使用法: rdic [option...] 辞書ファイル... Options: -x --noselection 自動検索しない →X環境にない端末使用時に使用する --interval=second 自動検索する間隔秒を変更する →例)--interval=0.1 -l --learnkey キー情報ファイルを再作成する -p --noprefix プレフィックスを表示しない -b --bold 見出し語をBOLD表示する - ruby1.8 以上が必用 - -r --reverse 先頭見出し語をREVERSE表示する --indent=column インデントする桁数を指定する --prefix=string プレフィックスを指定 --separator=string セパレータを指定 --config=file 初期設定ファイル名を指定する --history=file ヒストリーファイル名を指定する -h --help このヘルプを表示して終了 -v --version バージョン番号を表示して終了 Defaults: 自動検索の間隔は 0.3秒 インデントは 1 プレフィックスは "■" セパレータは " : "の英辞郎形式になっています. 初期設定ファイルは $HOME/.rdic+RUBY_VERSION上3桁/rdic.conf ヒストリーファイルは $HOME/.rdic+RUBY_VERSION上3桁/history キー情報ファイルは $HOME/.rdic+RUBY_VERSION上3桁/$TERM.key が使われます
[メインパネル] F1 ヘルプメニュー PGUP 前のページ PGDN 次のページ C-a, HOME カーソルを先頭に C-e, END カーソルを末尾へ UP 前の行 DOWN 次の行 C-f, RIGHT カーソルを右へ C-b, LEFT カーソルを左へ C-p 前の単語を先頭に C-n 次の単語を先頭に Esc 全文字削除 C-k カーソル以降の全文字削除 C-d DELETE カーソル上の文字削除 Backspace カーソル前の文字削除 INSERT 挿入/上書スイッチ C-i 大文字/小文字検索の区別スイッチ →プロンプト表示が '>' <=> '=' に切り替わります →プロンプト表示が '~' <=> '#' に切り替わります C-x 正規表現検索スイッチ →プロンプト表示が '>' <=> '~' に切り替わり、 →プロンプト表示が '=' <=> '#' に切り替わり、 自動検索およびインクリメンタルサーチは offされます enterにより、検索を開始します →検索進捗が %表示されます、また検索中にキー操作可能です 一定量マッチしたら、時計表示を '*'に変えます、PGDN,DOWNで再開します Enter 正規表現検索開始(grepモード)/再検索開始(インクリメンタル・モード) M-Enter 連語あいまい検索開始 C-o 用例表示のon/off →offの時、画面右上に '-' が表示されます C-j 辞書選択パネルへ C-t history表示パネルへ C-z あいまい検索ワード表示パネルへ C-c 先頭文字を大文字に残りを小文字に C-u 小文字を大文字に C-l 大文字を小文字に C-r 再表示 C-q 終了 M-- 前のhistoryを表示 M-+ 次のhistoryを表示 M-C-p 前のhistoryの検索開始 M-C-n 次のhistoryの検索開始 M-. 連語あいまい検索時に対象語を右シフト M-, 連語あいまい検索時に対象語を左シフト M-c 先頭文字を大文字に残りを小文字に M-l 大文字を小文字に M-u 小文字を大文字に C-v 先頭の見出し語を読み上げ M-v 入力を読み上げ M-t historyに先頭見出し語を登録 [辞書選択パネル] F1 ヘルプメニュー enter ボタンクリックと同じ動作 →[OK]で更新 tab 次の入力域へカーソルを移動 C-u 前の入力域へカーソルを移動 UP カーソルを前の行へ DOWN カーソルを次の行へ RIGHT カーソルを右へ LEFT カーソルを左へ HOME カーソルを先頭へ C-c キャンセル(前のパネル) Esc キャンセル(前のパネル) C-b 前のパネル C-q 終了 [history表示パネル] f1 ヘルプメニュー C-b,escape キャンセル C-s ヒストリー検索保存 C-v ヒストリー検索保存表示 C-k 削除 C-c 全件削除 C-u アンドゥ pgup 前のページ pgdn 次のページ C-p 前の行 C-n 次の行 up,wheel_up 前の行 down,wheel_down 次の行 C-r 再表示 enter 選択 C-q 終了 [あいまい検索ワード表示パネル] F1 ヘルプメニュー enter 検索開始 UP カーソルを前の行へ DOWN カーソルを次の行へ PGUP 前のページ PGDN 次のページ C-c キャンセル(前のパネル) Esc キャンセル(前のパネル) C-b 前のパネル C-q 終了
コマンドオプション > --config=ファイル > デフォルトファイル
の順に設定項目が決まります。
見出し語の読み上げは初期設定ファイルで指定された say_commandを実行しているだけです。読み上げに festivalを使う場合は、初期設定ファイルに
say_command = "festival --tts %s"
を指定します。%sは見出し語が格納された一時ファイルに置き換えられます。
画面に表示された一番先頭の見出し語を一時ファイルに格納し say_commandに渡します。
プロンプトに入力された文字を一時ファイルに格納し say_commandに渡します。
私の ThinkPad T23 では、festivalのしゃべるスピードは早過ぎて使えないと思っていたのですが、解決策が[Festival FAQ]に有りました。
音をもっと大きくする方法、[MBROLA]を使う方法等簡単にまとめてみました。参考にして下さい。
ホイールマウスは、ktermで以下の設定した場合に限り、有効です。
rdic*VT100.translations: #override\n\ <Btn4Down>,<Btn4Up>: string("\033[OA")\n\ <Btn5Down>,<Btn5Up>: string("\033[OB")
% kterm -name rdic -e rdic -l
: f11: ^[[23~ f12: ^[[24~ 表示されるマウスアクションに対応するマウス操作後、enterを押してください (反応がない場合は、そのままenterを押してください;-) wheel_up: ^[[OA wheel_down: ^[[OB よろしいですか ? [y/n]: y key情報を /home/dave/.rdic1.6/kterm.key に出力します。よろしいですか ? [y/n]: y :
上記のように、wheel_up,wheel_down で escape sequence が入力されます。
これで、ホイールマウスが使えます。
-l オプションは次回からは必要ありません。
わたしの場合、KDEのアイコン(プロパティの実行コマンド)に
kterm -name rdic -bg '#cccccc' +sb -e rdic /usr/share/dict/EIJIRO52.0213 (続く) /usr/share/dict/RYAKU52.alc /usr/share/dict/OTOJIRO.alc /usr/share/dict/WAEIJI52.alc
として、起動させています。
[JISX0213(所謂第3,4水準漢字)用bdfフォントのページ] から、フォントをダウンロードします。
たとえば、K14-1.bdf.gz を使う場合、
% zcat K14-1.bdf.gz | bdftopcf -o K14-1.pcf % gzip K14-1.pcf # cp K14-1.pcf.gz /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/ # cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc # mkfontdir .
上記操作で、/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/fonts.dir に
K14-1.pcf.gz -misc-fixed-medium-r-normal--14-130-75-75-c-140-jisx0213.2000-1
の行が追加されます。さらに、/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/fonts.alias に
K14-1 -misc-fixed-medium-r-normal--14-130-75-75-c-140-jisx0213.2000-1
の行を手で追加し、以下のコマンドでフォントを有効にします。
% xset fp rehash
変換スクリプト [cnv2jisx0213.rb] をダウンロードし、以下のコマンドを実行して下さい。
NOTE: 入力のEIJIRO52.eucは、rdic-0.0.7以降のcnv2alc.rbまたはcnv2rdic.rbでインストールされている必要があります。
% ruby cnv2jisx0213.rb < EIJIRO52.euc > EIJIRO52.0213
patchが当たっていればそのままで表示されます。表示されない場合は、-fkO K14-1 または、-fk K14-1 オプションを付けて起動して下さい。
(plamo linux 3.0 附属の kterm では -fk ではなく -fkO とすることで表示できるそうです。)
-fm K14-1 オプションを付けて起動して下さい。
[gnome-terminalで発音記号を表示させる方法] を参照下さい。
上記端末で、
% rdic EIJIRO52.0213
ruby1.8 以上の場合は -b(--bold)オプションを使用して起動することで見出し語はボールド表示されます。
以下の設定を行い、-fn a14b オプションを付けて起動して下さい。
/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/fonts.alias に a14b -misc-fixed-bold-r-normal--14-*-*-*-*-*-iso8859-1 の行を手で追加し、以下のコマンドでフォントを有効にします。 % xset fp rehash
kterm 6.2.0では HOMEとENDが同じescape文字を返すようです. このようなときは、.Xdefaults等に以下の文を追加して下さい.
kterm*VT100.Translations: #override <Key>Home: string("\033[1~")\n\ <Key>End: string("\033[4~")
<Key>End: string("\033[4~)と最後の"が抜けているtypoがありました。
debian sid附属の/etc/X11/app-defaults/KTermでは
*VT100.Translations: #override ~Shift ~Ctrl ~Meta <Key>Delete: string("\033[3~")\n\ ~Shift ~Ctrl ~Meta <Key>Home: string("\033[1~")\n \ ~Shift ~Ctrl ~Meta <Key>End: string("\033[4~")\n\ ~Shift ~Ctrl ~Meta <Key>BackSpace: string("\177")
とBackSpaceに127が割り振られていました。以下のよう修正してみて下さい。
*VT100.Translations: #override ~Shift ~Ctrl ~Meta <Key>Delete: string("\033[3~")\n\ ~Shift ~Ctrl ~Meta <Key>Home: string("\033[1~")\n\ ~Shift ~Ctrl ~Meta <Key>End: string("\033[4~")
debian sidのkrxvtでBackSpaceに127が割り振られている問題。.Xdefaults等に以下の文を追加して下さい。
Rxvt.backspacekey: ^H
debian sidのkonsoleの場合、/usr/share/apps/konsole/ 配下の *.keytab (たとえば vt100.keytab)の以下の文を更新して下さい。
key Backspace : 0x7f
.Xdefaults等を書き変えた後は、-l or --learnkey指定でrdicを起動しkeyを再入力して下さい。
.Xdefaults等に以下の文を追加して下さい
KTerm*eightBitInput: false
.Xdefaults等に以下の文を追加して下さい
Rxvt:meta8:false
環境変数 LANGがja_JP.eucJPになっているかチェックして下さい.TERM=xtermな端末ではセットされていないことがあるようです.
*1 KDEではタイトルバーの左にあるボタンを押すと表示されるプルダウンメニューの中にあります。
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